第8回 SDGs目標7「エネルギーをみんなに」

【第7回】SDGsゴール7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」~未来のためのエネルギー選び~

エネルギーとは?

エネルギーは、電気・ガス・ガソリンなど、私たちが生活するうえで欠かせない力の源です。家の電気、車の燃料、工場の機械など、すべてエネルギーで動いています。しかし、その多くは石油や石炭などの「化石燃料」に頼っており、これが地球温暖化や大気汚染の原因にもなっています。

ゴール7の意味

SDGsゴール7は、「すべての人が、安定して使える、環境にやさしいエネルギーを手に入れられる社会」をつくることです。現在も世界には電気のない生活を送る人が7億人以上いるとされており、エネルギーの格差も大きな課題です。

私たちの生活とエネルギー

日本では電気やガスが自由に使える環境にありますが、エネルギーの大部分を海外に頼っており、安定供給やコストの面でも課題があります。また、電気の使いすぎや待機電力のムダは、地球にとっても大きな負担になります。省エネ家電の利用や再生可能エネルギーの選択が重要です。

黒田商事の取り組み

黒田商事では、廃油や廃棄物のリサイクルを通じて、資源とエネルギーの再利用を推進しています。例えば、工業油を新たに作るよりも、リサイクルしたほうが少ないエネルギーで済み、CO₂排出も抑えられます。また、社内ではLED照明の導入や省エネ設備の活用も進め、環境への配慮とエネルギー効率の向上を両立させています。

まとめ

クリーンなエネルギーを使うことは、地球を守るだけでなく、すべての人が平等に暮らせる社会をつくる第一歩です。次回は「働きがいも 経済成長も」について一緒に考えていきましょう。