SDGsゴール2 飢餓をゼロに ~食べ物を大切にしよう~

飢餓とは?

世界には今も約8億人の人が、十分に食べ物が手に入らず、毎日お腹を空かせたまま暮らしています。これが「飢餓」と呼ばれる状態です。一方で、私たちが暮らす日本では、年間約600万トンの食品ロス(まだ食べられるのに捨てられる食べ物)が発生しています。

ゴール2の意味

SDGsゴール2は、すべての人が健康的な食事を取れるようにし、栄養不足や食料不足をなくそうという目標です。特に開発途上国では、子どもたちが十分な栄養を取れずに病気になったり、学校へ行けなくなるケースもあります。

食べ物を無駄にしない

私たちが食べ物を捨てることは、限りある資源を無駄にするだけでなく、生産・運搬に使われたエネルギーや水、資材も無駄にしていることになります。まずは、食べ物を残さず食べたり、必要以上に買いすぎない工夫が大切です。

黒田商事の取り組み

当社では、工場や店舗から排出される廃油や食品残債を適切に回収・リサイクルしています。これにより、資源の無駄を防ぎ、エネルギー消費の削減にもつなげています。例えば、廃油は回収後にボイラーの助燃剤や工業機械の潤滑油、洗浄剤にします。食品残渣についても、協力企業に依頼をし、有効資源へと変換する取り組みを行なっております。

まとめ

「飢餓をゼロに」という目標は、食べ物を大切にする気持ちから始まります。小さな行動が世界の未来を変える力になるのです。次回は「すべての人に健康と福祉を」についてお話しします。